新作ネックレスのキットKT358-1NEが出来ました。
コロコロッとしたパーツがかわいらしい星型の模様のネックレスです。
ペヨーテステッチを使ってパーツを編み、内側に芯を入れるので、しっかりとした仕上がりになります。
円形のペヨーテステッチで目を増やしながら作りますが、図で1ステップずつ図解していますので、比較的作りやすいと思います。
ネックレスのサイズ:首周り51cm。
星型模様のパーツのサイズ:縦・横が1.6cm、厚みが1.1cm。
新作ネックレスのキットKT358-1NEが出来ました。
コロコロッとしたパーツがかわいらしい星型の模様のネックレスです。
ペヨーテステッチを使ってパーツを編み、内側に芯を入れるので、しっかりとした仕上がりになります。
円形のペヨーテステッチで目を増やしながら作りますが、図で1ステップずつ図解していますので、比較的作りやすいと思います。
ネックレスのサイズ:首周り51cm。
星型模様のパーツのサイズ:縦・横が1.6cm、厚みが1.1cm。
皆さん、持っているビーズの見本カード作っていますか。
オフルームビーズワーク Sweet Peaのサイトでも見本カードを作るという項目で詳細を書いているのですが、作っておくと何かと便利です。
ビーズの色合わせでは、とても役に立ちます。
色合わせの際は、針にビーズを通して、見本カードのビーズに近づけて、どの色と組み合わせようかと考えるのに使っています。
また、自分の持っているビーズの種類もよく分かりますし、購入予定も立てやすくなります。
カードの作り方も、一列目は赤系、二列目は青系などのように、色の種類別にビーズを刺す場合と、一列目はシルバーライン系(:銀引、silverlined)、二列目は透明系(:スキ、transparent)などのように、加工の種類別にビーズを刺す場合とがあると思います。
私は、ビーズの加工の種類別にどのくらいの色を持っているかが分かりやすいため、加工の種類別にビーズを刺しています。この場合、最初は加工の種類で列を分けた上で、色をきれいに見える順番に並べて刺しておけるのですが、増えてくるとバラバラの色合いになってきます。
増えた時に、いろんな色が混じって並ぶのが見づらいという場合は、色別に列を分けて刺しておくといいと思います。
ビーズをそんなに持っていないので、作る必要がないという方も、ビーズの種類が少ない内に作っておく方が、後が楽ですよ。
たくさん持っていて全部のビーズをカードに刺すのが面倒、という場合は、まず一番多く使うシードビーズから始め、数色ずつ作業すれば、いつの間にか出来上がります。
いったん出来上がった後は、新しく購入した色の分のみ作業すればいいので管理は楽になります。
2012年4月に「プレイテッドヘリンボーンステッチを使ったオフルームビーズワーク」という本を出版しました。
その中で、円形のプレイテッドヘリンボーンステッチは、アクセサリーのパーツとして利用しやすく、応用範囲も広いです。
例えば、ネックレスの留め具としての、トグル(マンテルとも言います)の輪の部分ができます。
通常トグルは、下記写真のような金属製品の物が販売されています。
しかし、このネックレスの留め具のトグルは、ビーズで出来ています。本書のP.34の「円形のペンダント」と同様の作り方で、出来ます。
段数を増やすだけでなく、円形の一番外側に来るビーズの数や大きさを変化させても、円の大きさを変えることが出来るので、好みのサイズの輪が出来ます。
ビーズ2個分の厚みもありますし、糸をよく引いてしっかり出来上がると、かなりの堅さになりますので、十分実用的なトグルの輪となります。
バーの部分はペヨーテステッチで編み、太ければ内側に竹ビーズやTピンを切った物を芯として入れています。
上の写真では、チェーンと一緒に仕上げていますが、金属を使わず、ビーズのみで仕上げるようにすると、金属アレルギーの方にもおすすめできます。
円形の外側のビーズだけでなく、内側のビーズを変化させたり、模様の入れ方を工夫すると、いろいろデザインすることができます。
もちろん、この輪をアクセサリーのパーツの1つとして使うこともできます。
「プレイテッドヘリンボーンステッチを使ったオフルームビーズワーク」の本は、こちらで販売しています。
プレイテッドヘリンボーンステッチの応用の方法(2)
プレイテッドヘリンボーンステッチの応用の方法(3)
プレイテッドヘリンボーンステッチの応用の方法(4)
ビーズの配色で、まず取り組みやすいのが、同系色での配色です。
でも、ビーズの種類が増えてくると、意外と難しくなってきます
例えば、赤とピンクを合わせたい場合で、赤の色が決まっていて、ピンクはどの色にしようかという場合を考えてみます。
ピンクと一口に言っても、サーモンピンク、ホットピンク、ストロベリーピンクなどいろいろあります。
また、ぞれぞれの色の濃淡も含めると、その赤にどのピンクが合うのか、と考えていくと、すぐに決めることが出来ません。
この組み合わせはよいというのはある程度ありますが、絶対それしかないという物でもなく、個人の好みもあり、なかなか難しい物です。
自分のイメージに合うのはどんな感じなのか、やさしい感じ、メリハリのある感じ、元気な感じ、花のようなイメージ、落ち着いた感じ、作品のテーマとしてはどれが合うのかなど、いろいろな視点で考えてみる必要があります。
一番いいのは、2、3個の候補がある程度決まったら、試し編みしてみることです。
ビーズのみで色合わせしてOKと思っていても、作ってみると、案外違うということがあるものです。
特に透明系(:スキ、transparent)のビーズは隣り合う色の影響を受けやすく、濃い色が隣に来ると、イメージしていた色より濃く見えてしまうことがあります。
下の写真は、透明系のビーズの色が隣の色に影響される例です。
(1)の矢印方向のビーズと(2)の矢印方向のビーズの色は、透明系のサーモンピンクで、全く同じ色ですが、両隣に赤のビーズがある(2)の方向のビーズの色が濃く見えています。
この他にも、ビーズの加工の種類によっても影響されたりしますし、ビーズの配色は、材料の特徴による違いも考慮する必要があります。
オフルームビーズワークでは、いろいろなステッチを使って編みますが、いつも柔らかくしなやかに仕上がるように編むわけではなく、作品をしっかりとした堅さに仕上げたい場合は、糸をよく引いて編みます。
例えば、ペンダントトップの部分や、
飾りつぼの首の部分など。
さらに、滑らないタイプのワックス(ビーズワックス:beeswax)をしっかりかけて、糸が滑ってゆるんでこないようにして、作業します。
ワックスもよくかけて、糸もしっかり引っ張っているのに、堅く仕上がらないということがあります。
気づかない内に、糸をゆるめてしまっているのが原因です。
【堅く編んだ状態を保つ方法】
常に、このようにしていると、糸がゆるんで柔らかくなってしまうことはありません。
また、作業する部分が指の上で固定され、グラグラしないので、針も刺しやすくなる利点があります。
糸を押さえずに作業していると、徐々に糸が滑ってきて、前に編んだ部分の編み目がゆるんできます。
また、糸を押さえていないことで、針を通す時にビーズが持ち上がり、糸をゆるめてしまうことにもなります。
あまりにも糸を強く引きすぎると、糸そのものがブチッと切れてしまうので、ある程度の力で引っ張り、ゆるまないようにしておく方がいいということです。
力を入れ過ぎると、手も疲れますので。
今まで、こういう方法で作業していない場合は、最初はやりづらいと思いますが、練習を繰り返すとコツが分かってきますので、ぜひ習慣づけておく方がよいと思います。