ビーズで作るリースの土台(ベース)

ビーズで作るリースの裏側はこうなっています。
ビーズのリースの表と裏土台部分もビーズで作っています。

ビーズで作るリースの土台の形状イラストリースが小さい物(直径が12~16cm)の場合は、右のイラストのような形状の土台を作っています。
筒状のペヨーテステッチでひもを2本編んで、ねじって一つの輪にしています。中には細いワイヤーをまとめて入れてあります。

大きいリースを作る場合や、重くなりそうなデザインの場合は、左のイラストのような形状の土台を作っています。
芯を作り、ネッティングで覆う方法です。パーツが縫い付けやすく、土台部分が見えても違和感がないこと、強度を保つことを考慮した結果、こういう方法に落ち着きました。

リースをキットにして欲しいとのお問い合わせが時々あるのですが、ビーズの量は、土台(ベース)のサイズの違いや、仕立て方の違い、作る花や枝の数によって、かなり変動します。作っている内に、意外にビーズがたくさん必要になってしまうことも多く、キットにするのが難しいです。

そこで、ビーズで作るリースの土台(ベース)の作り方の詳細を、オフルームビーズワーク Sweet Peaのサイトの「ビーズで作るリースの土台(ベース)の作り方 – 概要」に掲載しました。また、同サイトのコサージュの作り方のヒントも併せて参考にしてください。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 -(2)ディスプレイ用のボードを自作する

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を自作ボードに飾る

前回は、ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使う方法を説明しましたが、今回は自分でディスプレイ用のボードを作ることについて説明します。

自分で作ると、大きさや厚み、色合いが自分の好みにできるのがとてもいい点です。最初は、小さいサイズを飾るための物を作ってみるといいと思います。

いろいろやり方はあると思いますが、スチレンボードを使って作る、比較的簡単にできる方法を紹介します。

スチレンボードは発砲スチロールの板で、両面に上質紙が貼ってあります。カッターで簡単に切ることができ、上質紙が貼ってあるので、接着も簡単に出来て便利です。
文具店や画材店、模型材料店などで売っていますし、ネットでも検索するとたくさんのお店が出てきます。
いろいろな厚さがありますが、5mm厚さの物が便利です。
(よく似た名前の物でスチレンペーパーというのがありますが、スチレンペーパーは両面に上質紙が貼っていません。)

(1)必要な大きさより少し大きめのスチレンボードを2枚用意します。1枚のスチレンボードに穴を開けます。この穴に出来上がったボードを壁に吊るための平ひもを通します。
重さがあまりないので、平ひもは額専用の物でなくてもよく、私は6mm幅のリボンを使っています。
1.スチレンボードに穴をあける

(2)もう1枚のスチレンボードを接着します。
接着後に、きちんとしたサイズに切ると、きれいな形になります。
2.スチレンボードを接着する

(3)表からベースカラーとなる用紙を貼ります。裏側は全部覆わなくてもいいです。
この用紙は、和紙でもペーパークラフト用の用紙でもいいので、好みや作業性の良さで選択して下さい。
最近は、いろいろな用紙が手に入りやすくなっています。
3.ベースカラーの用紙を貼る

(4)その上に、ビーズのドイリーの色に合わせた背景用の用紙を貼ります。
この用紙は、きちんとしたサイズに切って、糊がはみ出さないように、きれいに貼らないといけないので、意外と神経を使います。4.ビーズのドイリー(ビーズのマット)の背景用紙を貼る

(5)ビーズのドイリーをボードに固定します。
固定の仕方は、ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使うを参照してください。
5.ビーズのドイリーを固定する

紙をうまく貼ることができれば、八角形のディスプレイボードを作るのも面白いかもしれません。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)のキットはこちらで販売しています。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使う

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を飾る方法について質問があったので、手順を書いてみます。今回は、既成の額を使う場合です。額に入れたビーズのドイリー(ビーズのマット)・KT235-1-MAT

最初に、額の内側に作品を収めるだけの必要な深さがあるかどうかを確認します。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)と額の構造ビーズのドイリーをボードに固定して額に入れるので、ビーズの厚みとボードの厚みを足した分の深さが必要ですが、額の前面にあるガラス板(又はアクリル板)やマット(ここで言うマットは、作品の保護や装飾のための台紙としてのマット)も全部入れて飾りたい場合は、その分だけ額の深さが少なくなるので、入らないことがあります。
ビーズのドイリーを固定するボードに布を貼る場合は、布の厚みががある分、さらに深さが必要です。

次に、ビーズのドイリーを固定するボードを用意します。
穴を開けたり、糸で固定したりしても折れたり型崩れしたりしない材質の厚手の用紙を使います。
ボードの質感があまり気に入らない場合は、気に入った布や紙を貼ってから飾ります。

布を貼る場合は、1枚を下地として貼り、その上からもう1枚貼ると、厚みがある分、ビーズのドイリーを固定した時の収まり具合もきれいになります。
手芸用ボンドで、ボードの裏側だけにボンドを塗って貼ります。
しわにならないように、布をよく引っ張って貼ります。

ビーズのドイリーを固定・裏から表
それから、目打ちや千枚通しなどで、ボードに表から穴を開けて、ビーズのドイリーを固定していきます。
あまり大きな穴を開けると、ビーズで隠し切れなくなるので、注意が必要です。
ボードの裏側に穴が開きそうな状態になったら、それ以上表から刺すのはやめて、裏側から目打ちを刺して穴を完全に開けると、表側の穴はあまり大きくなりません。

穴は一度に全部の箇所を開けずに、まず中央に1箇所開けて、その場所でドイリーを固定してから、残りの箇所を開けるようにした方が位置がずれません。
ボードの裏からテグス(または糸)の通った針をボードの穴に刺して表に通します。

ビーズのドイリーを固定・表から裏
ビーズのドイリーを固定した箇所の拡大ビーズに直接針を通さず、ビーズとビーズの間の糸を固定するように、ボードの裏側へ、同じ穴を通るように針を通して固定します。
テグスの端は後で結べるように20cmくらいは残しておきます。

ビーズのドイリーの外周に相当する位置に穴を複数個開けます。ビーズのドイリーの大きさによって個数は増減してください。
この穴開けは、一度に全部開けてしまっても大丈夫です。

テグスの通った針を次の穴からボードの表側に出し、ビーズとビーズの間の糸を固定するように、ボードの裏側へ、同じ穴を通るように針を通して固定します。

残りの箇所の穴にも同様の作業を行い、固定ができたら、最初に残していたテグスと結びます。
テグスは結んだままではほどけやすいので接着剤を付けて固めておきます。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (2)ディスプレイ用のボードを自作する

作品に使わなかったパーツの活用

どんな作品でも、ビーズの色合わせや形の確認のために、試しに作ったけれど実際には使わなかったパーツ、というのが出てきます。
例えば次のネックレスのキットKT120-3NE。KT120-3NE・ローズkt120-3NE・アクアグリーンとパープル

次の写真の赤枠以外の物は、試しに作ってみたけれど、KT120-3NEには使わなかったパーツの一部です。KT120-3NEで使ったパーツと使わなかったパーツ使わなかったパーツも、ばらしたり捨てたりせずに、同じ形の物を集めて残しておきます。
違う色合いや違うデザインの作品を作る時には、この配色のパーツがそのまま使える場合もありますし、少し手を加えて違う形に変化させるための土台として使うなど、いろいろ活用できます。

色合いが今一な物の場合は、この形には、その配色では合わないという実例として残しておくと、そこからどの色を変化させるとよくなるかの検討に使えますし、合わない配色で再度作ってしまうということがなくなります。

完成しているパーツだけではなく、下のような試し編みしただけの物も残しておくと、色合わせの参考になったりして便利です。筒状のヘリンボーンの試し編み

KT120-3NEは、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しています。

何かいいアイデアが思いつかない時

新しい作品を作ろうと、いろいろ考えていても、いいアイデアが思いつかない時って結構あります。
だいたいの方向が決まっているけれど、それをどう形にするかの方法がなかなか思いつかない時は、こんな方法を取っています。

例えば、平面の丸い形でのデザインを作ろうとしているけれど、実際の模様やどんなステッチを使うか、配色も決まっていない場合、とりあえず、今まで作ってきた平面の丸い形の物をいろいろ作ってみます。

  • 色も特に考えないけれど、段数ごとや編み目の変わり目では必ず色を変える。
  • 今まで作っていた物とはビーズの種類を変えてみる。前は丸小ビーズのみで作っていた物であれば、それを特小ビーズとデリカビーズで作ってみるとか、ファイアーポリッシュを混ぜてみるなど。
  • 途中で今まで作っていた物と変化してきても、そのまま続けてみる。

こんな感じで作っていると、同じパターンに陥っていた考え方から抜け出すことが出来て、途中で方向が決まることが結構あります。

また、こういう時には、練習用に置いてある古いビーズを使います。
以外にこれがいいヒントになることもあります。

使える物が限られているので、いつも使わないような配色の組合せで編んでみることになります。すごい配色になることもありますが、そのいつもと違う感じの意外な配色からイメージがわいたりすることもあります。

煮詰まってきた時ほど、ちょっと遊んでみる感じで気楽に作ってみると、案外スッと思いついたりするのかなと思います。