ビーズのドイリー(マット)の糸の引き具合について

オフルームのキットを購入された方からの質問で一番多いのが、ビーズのドイリーを編む時の糸の引き具合についてです。そのほとんどが、「出来上がった物が波打ってしまう。」という内容で、ビーズワーク教室でもよく聞かれます。

この時期になると、ビーズのドイリーを編む方も多くなるので、また少し書いておこうかと思います。以前にまとめた、ビーズのドイリーを編む時の全体的なコツについては、以下のリンクにあります。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その2
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その3
ビーズのドイリー(ビーズで編むマット)の段の完成後、同じ段に再度糸を通す理由
オフルーム(ビーズステッチ)で使う糸の色の選択で迷いませんか

今回は、もうちょっと分かりやすくというか、イメージしやすい感じに書いてみようかと思います。

下の図は、ドイリーのある段のビーズに通っている糸の部分だけを取り出した図です。

これを強く糸を引くと、下の図のように、山が小さくなります。実際にはビーズに通っているので、ここまで極端には縮まないですが、山が小さくなろうとして、ビーズがぎゅーっと集まってしまいます。これが、「出来上がった物が波打ってしまう。」という原因です。

だから糸を強く引いてはいけないのです。重しをしても伸びませんので、きつく編まないことが大事です。

強く引いてないけれど波打つという場合も、ドイリーの山の形がどこに出来ているかによって、強く引いてしまっていることになることがあります。それはビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その3に書いてあるような形の場合です。

そういう場合は、一度、自分が思っているよりも極端にゆるく編んでみて下さい。それで糸が見えてしまう場合は少し糸を引いてみます。ある程度引くと、山になった部分がピョコッと持ち上がることがあります。そうするとやはり引きすぎなのでゆるめます。

こうすることでどのぐらい引っ張るとよくないかが分かるので、一度お試しください。

オフルームキット(ウェーブネックレス・KT004-5、KT004-6、KT004-7)の紹介

新しいオフルームのキットを掲載しました。
ラコタチェインステッチにヒントを得て作った波模様のモチーフと様々なビーズ、天然石を組み合わせたネックレスのキットです。 (KT004-5、KT004-6、KT004-7)




左からロードナイトとライオライト、パープルグレーの淡水パール、ホワイトの淡水パール、スワロフスキーパールを使っています。
下写真の、波模様のネックレスのキット・KT004-1が基本になっていますので、簡単に作ることが出来ます。

ウェーブネックレスキット・KT004-5・KT004-6・KT004-7は、こちらのページで販売しています。

オフルームキット(パールの円形ペンダントキット・KT243-1)の紹介

新しいオフルームのキットを掲載しました。

スワロフスキーパールを使った円形のペンダント・チャームのオフルームのキットです。
直径が2.6cm、中央付近以外は約4mmの厚みと手頃なサイズで、ワンポイントアクセサリーとしてはもちろん、バッグや財布に付けるチャームとしても使えます。

スクエアステッチとダイヤモンドチェインステッチの変形を利用して作ります。
中央部分の縫い合わせの作業が少しやりづらいかもしれませんが、全体としては作業量があまり多くないので、比較的短時間で作ることが出来ます。

付属はチェーンネックレス(45cm)、ボールチェーン(14cm)が選択でき、ペンダントトップだけのご購入もできます。
また、下写真のように、ビーズを編んで作るネックレスの付いたタイプもあります。デザインチェーンのように見えて、作り方も簡単です。

このネックレスの場合、シードビーズに合わせているファイアーポリッシュは3mmなので、ネックレスの一番太い部分で幅が約6mmあります。
このファイアーポリッシュの部分を違う種類のビーズに変えて、シードビーズの数を増やすと、もっと幅広のネックレスを作ったりすることも出来ます。

ペンダントトップのキットは9色、ビーズを編んで作るネックレス付きのキットは4色あります。こちらのページで販売しています。

オフルームキット(先の尖った小さなボトルのチャームキット・KT214-1)の紹介

新しいオフルームのキットを掲載しました。
オフルームキット:先の尖った小さなボトルのチャーム・KT214-1・全9色)
先の尖った形の小さなボトルのチャームのオフルームキットです。
小さくて、とてもかわいいので、バッグやお財布などのチャームとして使うのに最適ですし、チェーンなどを通してネックレスとして使うのもいいと思います。
レッド&ゴールドの先の尖った小さなボトルのチャーム)
主にプレイテッドヘリンボーンステッチを使って作ります。
プレイテッドヘリンボーンステッチに初めて取り組む場合、特小ビーズで作業すると分かりにくいという声が多く、最初は丸小ビーズで作業することをお薦めしています。

それで、販売しているキットも確認した所、丸小ビーズを使った物が少ないので、今回掲載してみました。
プレイテッドヘリンボーンステッチを使う部分は本体のボール状の部分だけで、後はペヨーテステッチとスクエアステッチを使って作ります。
丸小ビーズが多めで、工程も少なめなので、プレイテッドヘリンボーンステッチが初めての方にも取り組みやすいかなと思います。

ラッピングの飾りに使った小さなビーズのボトル
プレゼントのラッピングの飾りとして使うのもおもしろいと思います。

先の尖った小さなボトルのチャームキット・KT214-1は9色あります。こちらのページで販売しています。

オフルームキット(フラワードイリー・KT328-1)の紹介

新しいオフルームのキットを掲載しました。
葉っぱのついた形の縦・横1.8cmほどのフラワーモチーフが縁に並んだエレガントなビーズのドイリー(ビーズのマット)のキットです。
直径が約12cmと大き目のサイズで華やかなデザインです。

最初に12個のフラワーモチーフで12cm前後のサイズと決めて作り始めました。

中心部分にもはっきりとした模様が欲しいけれど、フラワーモチーフを引き立てるようなデザインに決まるまでが難しく、試行錯誤しました。そこから、どうフラワーモチーフとつなげていくかも、かなり考えました。

いくつかのパーツに分けて作りますが、途中、花びらのような形をした部分は連続して編むなど、変則的な作り方になっています。

ネッティングのステッチ、ダイヤモンドチェインステッチ、その他の技術を組み合わせて出来ています。

フラワードイリーのキット・KT328-1は4色あります。
こちらのページで販売しています。