鬼柚子(おにゆず)のピール

去年もこの時期にこの話題を書いたのですが、今年も登場です。

手前が直径5cmくらいの花柚。3個ある大きいのが鬼柚子で直径が16cmぐらい。

手前が直径5cmくらいの花柚。3個ある大きいのが鬼柚子で直径が16cmぐらい。

大きいでしょう? 見つけるとテンションが上がります!
11月の中頃、2個手に入ってから、しばらく出てこなくて、もう今年は出ないのかなと思っていたら、12月初めに入荷するらしいと聞き、注意して青空市をチェックしていました。
見つけるたびに購入した結果、全部で15個手に入りました。1個100円、または150円。安いですね。

今回は、マーマレードもゆずピールもたくさん作ることができました。
ゆずピールは、皮を細く切る作業がないのと果肉を入れないこと以外は、「鬼柚子(おにゆず)」の回で書いたマーマレードの作り方とほぼ同じように作っています。好みの仕上がりサイズ(だいたい4~5cm角くらい)に切った物を、煮ていきます。
結構柔らかくなるのが早いので、一気に煮詰めて水分を飛ばして仕上げます。

今年は天候のせいか、やや香りが少ない感じで、煮る前に水にさらす時間が2時間だと、仕上がった時の味と香りが弱く感じました。
2回目に作る時に、水にさらすのを1時間、ゆでこぼすのをサッとお湯にくぐらせる程度にして作ったら、いい具合に仕上がりました。(今年は何回も試せる。)

出来上がったゆずピールは、こんな感じ。
鬼柚子のピール
しっとりとしたのが好みなので、干してグラニュー糖をまぶすのはしないで、このまま小分けして冷凍保存しています。
食べた時に鼻に抜ける香りがとても良く、コーヒーにもすごく合います。
レーズンパンを作る時に一緒に入れて焼くと、とてもおいしいです。

最近、この鬼柚子が大好きな人が他にもいるようで、たくさんカゴに入れている人を見かけました。去年も見かけたことのある人です。競争相手がいる…。
実は2年前に鬼柚子の苗を買って植えています。早く実がなって欲しい。

「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」のメールが来て

時間が経つのが早くて、びっくりしています。
今年の2月にGoogleから「モバイルユーザビリティ上の問題が検出されました」というメールが来てしまい、その修正に追われていました。

オフルームビーズワークSweet Peaのサイトの方になのですが、Googleからの文面が脅し(笑)みたいだし、タブレット端末で見てみると確かに見づらかったので、修正することにしました。

しかし、「サイトの146ページをテストし、そのうちの100%に重大なモバイルユーザビリティ上の問題を検出」って、全ページ? いや、もっとあるはず。
かなり時間かかりそうということで、すぐにとりかかったのですが、分からないことを調べている時間が多かったのと、1個ずつページを開いて修正しないといけなかったので、つい最近まで修正していました。

見た目はそんなに変わっていないのですが、スマホやタブレットなどの端末で見たときには、メニューが下に落っこちるようにして、メニューの間隔を広げたりして、タップしやすくなるようにしてみました。PCでも、ブラウザの幅を狭くしていくと下に落ちます。

画像もサイズ指定していた部分を削除して、ブラウザの幅に合わせて変化するようにしました。
あちこちで、サイズを数値で指定していたものを%指定にするなど、かなり作業量がありました。

ビーズアクセサリーLobeliaの方も、スマホとPCと共通のページがあって、それらは修正したのですが、PCサイト用の商品一覧と商品詳細ページは変わっていません。というか、変えられません。
スマホ対応ページがあるのですが、できれば、PCサイト用のページを、どの端末でも見られるページに統一してしまいたいなと思っています。ちょっと時間がかかりそうです。

ナンジャモンジャの花

鬼柚子(おにゆず)

ビーズの話題ではないのですが、この季節らしい物が手に入ったので。

オニユズ外観鬼柚子(おにゆず)です。獅子柚子(ししゆず)というのが一般的なのでしょうか。
柚子と名前が付いていますが、文旦の仲間らしいです。表面がでこぼこしています。

オニユズとキットのボールの大きさ比較
笑っちゃうぐらい大きくて、今回の物は直径が16cmもありました。
写真の右に写っているストラップのボールの直径が2.5cmであるのと比較すると、その大きさが分かると思います。

去年、近くの青空市で購入して作った、鬼柚子ピールが本当においしくて、今年もいつ出てくるかと待っていました。
今年は、1個100円!で売っていました。既に何個か買われてしまい、2個だけ残っていたのを確保。知っている人にはとても人気があり、あまり生産されていないみたいなので、見たときに買っておかないと、すぐなくなってしまいます。

オニユズを切ったところ
切ると、こんな感じ。かなり皮が分厚いです。白い部分は、フカフカしています。
丸のままの時は、かすかな香りしかしませんが、切った時から、いい香りがしてきます。

果肉部分は、にぎりこぶしくらいしかありません。味は、あっさりとしたグレープフルーツみたいな感じ。

今回は2個あるので、1個はマーマレードに、もう1個はゆずピールを作ることにしました。
鬼柚子は皮の苦みがそれほどないので、割と簡単に作ることが出来て、おおざっぱに作ってもおいしく、まろやかな味に仕上がるのがいい点です。大きいので作業もしやすいです。

そして何より一番おすすめな点が、香りがものすごくいいことなのです。一口食べると、レモンよりもやさしい甘くて爽やかな香りが鼻の奥まで届き、スーッとした感じがして、気分がとても良くなります。

以下、鬼柚子の場合のマーマレードの作り方(おおざっぱなやり方)です。

1.表面の汚れなどを落とします。でこぼこしているので、洗剤のいらないメラミンスポンジを使うと、きれいに落とせます。

2.中の果肉が取り出しやすいような方向に包丁を入れて、6個から8個くらいのくし形に切り、果肉部分を皮から外します。
今までマーマレードを作るときは、果汁を絞って入れていたのですが、粒々の果肉のまま入れて作る人もいるというのを見たので、果汁を絞らずに、果肉の皮をむいておきました。

鬼柚子の白い部分を取り除く3.皮の白い部分を取り除きます。
皮が大きいので、適度に切ってから、白い方を上にして置いて、右の図のように、魚をおろすように包丁を入れて、そぎ落とすようにすると、簡単に取り除けます。
少しぐらい白い部分が残っても、鬼柚子はあまり苦くないので大丈夫です。

4.水に1、2時間程さらした後、ゆでこぼして水で冷やします。あまり苦くないのと、風味や味を残したいことから、ゆでこぼすのは、1回だけにしています。
苦みが気になる場合は、2、3回ゆでこぼします。

5.皮を細く切ります。厚みは2、3mm程度です。柔らかくなりやすいので、少々太くても大丈夫です。
刻んでいる間中、すごくいい香りがして気分がいいです。
切った後、サッと水にさらします。

6.鍋に水と砂糖と細く切った皮を入れて煮ます。後で、果肉を入れるので、水はあまり多くしません。
砂糖の量は適当です。(計量したことがないです。)後で味を見ながら調整します。

7.皮をむいた粒々の果肉は、皮がある程度煮えてきたら、そのまま鍋に投入して引き続き煮ていきます。
水分が多いようなら、煮詰めます。
酸味が物足りない場合は、最後の方で、普通の小さい柚子の果汁を1個分絞って入れると味が引き締まります。

オニユズのマーマレード

果肉を入れたことで、とろみもかなり付いていい感じに出来上がりました。
手に入ったら、是非作ってみて下さい。

出来上がったマーマレードは、ラップをしいたタッパに入れて、一度冷凍します。
固まったら、1回で食べきる分量に切り分けて、ラップに包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存しています。
ビンで保存の場合よりも管理が楽で、食べ過ぎにもなりません。
食べる時は、小さい器に入れて電子レンジで少し解凍して、しばらく置いておくと、自然に溶けます。

花とビーズワーク

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は休みの期間が長かったので、普段出来ない事をしようと思っていた所、元旦早々に、ひどい肩こりから貧血を起こして体調を崩し、3日間ほとんど何もできませんでした。
つい長時間同じ姿勢をしてしまう癖を今年こそは直さなければと反省することから始まった新年でした。

サザンカとホーリーの実ところで、私は花を題材としたビーズワークを作ることも多いのですが、10年くらい前までは、花にほとんど興味がありませんでした。

写真を教えてもらった時に、背景をぼかして撮った写真が肉眼で見ている物と違う仕上がりになるのが面白く、花の撮影から始めたこともあって、少しずつ花にも興味を持つようになりました。

最初は花を探してあちこち行ったりしていたんですが、時期が早すぎたり、入れない場所もあったりして、思うように撮影できない時もあり、じゃあ家に植えればいいかもと思って、苗や種を探して植えるようになりました。

そうすると、つぼみが出てきてから咲くまでの変化をずっと通して観察するようになって、入り混じった色合いや、花の形の面白さや構造に興味がいくようになり、そういった雰囲気や形の良さを出すように、ビーズで花を作ると楽しいかもという所から、花も作ってみるようになってきました。

1つ始めた新しいことが、全く違うことにつながっていくのは面白いですし、絶対にそれはしないと思っていたことをしているのも不思議だなと思います。
また何か新しいことを始められたらいいなと思います。

※ 写真はサザンカとホーリーの実です。
(乙女サザンカとパール富士)

阪急阪神ホテルズのメニュー誤表示問題に思うこと

いろんな報道で、たくさんのメニューが誤表示がされていたことにびっくりしていますが、安い食材を使ったりすることや外部に委託した商品を使ったことが悪いことだとは思わないです。

安い食材をプロが料理すると、こんなにおいしくなりますという提案であったり、信頼できるお店に依頼した商品を仕入れて提供していますというのもあっていいと思うからです。

でも、誤表示の仕方が、安い食材だった物が、高級食材となって表示されていたり、イメージの良くない物をイメージの良い表記にしていたりということが問題だと思うのです。
本当は高い食材だったのに、間違って安い食材の名前を表示してしまったというのがないのも不自然ですよね。

問題がなく、自信を持って提供できるのであれば、また大した違いはないと思っているのであれば、そのまま表示すればいいのに、イメージが良く見える方を表示していたという所に、ただ間違えただけとは言えない物があると思います。

信用という物をどう考えていたのかなと思います。

身近でも同様のことが最近起きています。
私自身、アレルギーがあり、食材を取り寄せる時は、信用できるお店から購入しているのですが、あるお店の商品の品質が悪くなってきました。
たまにはそういうこともあると思っていたら、さらに品質が悪くなり、体調が悪くなることが起きてきました。

お店に問い合わせると、代替品を送ってきて、かつ調査をしますと言われるのですが、同じものを送られても使えないし、調査の結果の連絡も来ませんでした。その後もあらゆる商品が変化してしまい、購入できなくなりました。

このお店の場合は、安全で品質のよい物を提供していて、それがお店のポリシーでもあり、まさかそんなことをするはずがないと思っていたのですが、分からないように少しずつ品質を下げ、長年培ってきた信用を利用して、購入者をだますということをやってしまいました。

何がどう変化しているのか調べる方法もないのですが、明らかにおかしな点がいくつもあり、(例えば封を開けたばかりの青のりが、グリーンティーの香りがして、色紙を切って入れたのかと思うような不自然な緑色をしていたこととか。ひっくり返りそうになりました。)分からないだろうと思ってやっている、その考え方に嫌気がさしてしまいました。

だから、今回の阪急阪神ホテルズの件も、ここの経営しているお店だから、信用して安心して食事ができると思って来られているお客様に対して、どう考えていたのかと思うのです。

表示が間違っていることに、だれも気付かないなんて、細かい気配りやサービスが大切なホテルとしてはあり得ないし、また気付いたとしても言えなかった人は、信用を失うことになり、結局自分達に返ってくることの重大さを考えなかったのかなと疑問を感じます。

信用を大事にして頑張っている所もあるので、こんなんどこでもやっているよねなんて思いたくないですが、こういう事例が、身近にも増えてきています。
信用は本当に大事にしないといけないと、つくづく思います。