ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(7)- 大きい花

今回は、大きい花の作り方の一例です。
マーガレットのような花で直径が3cmほどの大きさです。
下写真のKT100-1の花よりも花びらの数が多いです。芯の作り方も違います。

丸小と特小ビーズ、6mmラウンドビーズ、短剣型(:Dagger)ビーズ(3x11mm)を使い、糸はNymoのBサイズがちょうどよいです。

(1)特小ビーズと丸小ビーズで、4角形の筒状のヘリンボーンステッチを使って20段編む。編み始めは、特小ビーズを2個、丸小ビーズを2個の順で始め、特小ビーズの上には特小ビーズ、丸小ビーズの上には丸小ビーズがあるように編む。

(2)20段編んだら、編み始めと編み終わりをつなぐ。(ヘリンボーンで編む方法と同じ糸の動きでつなぐ。)右写真のような輪ができる。
輪の内側に6mmのラウンドビーズを縫い付ける。

※ここまでは、KT213-3NEや、KT223-1NE、KT223-2NEに使われているパーツ、あるいは、「プレイテッドヘリンボーンステッチを使ったオフルームビーズワーク」のP.110「ヘリンボーンステッチでの輪の作り方」と、同じ作り方です。

(3)図1のように、輪の外側の丸小ビーズの間に渡っている糸の場所に、スクエアステッチの要領で短剣型ビーズを1個ずつ縫い付ける。
(丸小ビーズの間にわたっている糸を1段目のビーズ、短剣型ビーズを2段目のビーズと考えて作業する。)
短剣型ビーズの部分に何周か糸を通して補強しておく。

(4)輪の外側の丸小ビーズから糸を出し、図2のように、特小ビーズを3個拾って、2個隣の丸小ビーズに糸を通す。特小ビーズを中央方向へ倒すように整える。次からは2個のビーズを拾って、同様の作業を繰り返す。

(5)(4)で出来た10個の山型の頂点のビーズの間にペヨーテステッチで、特小ビーズで1段編む。

(6)1つおきに目を減らしながらペヨーテステッチで、特小ビーズで1段編む。

(7)ペヨーテステッチで、丸小ビーズで1段編む。この段の丸小ビーズを1周するように糸を通しておく。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(8)- ベース

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(4)- 大きい葉の付いた枝

やや大きめの葉の付いた枝の作り方です。
葉の作り方もいろいろありますが、大きさの変化が付けやすい葉で説明します。
特小ビーズを使い、糸はNymoのBサイズ又は0サイズがちょうどよいです。

(1)図1の図案で、ブリックステッチを使って、葉を何枚か作る。
ビーズが縦方向に2個並んでいる部分は、2個を1組として考えて作り、出来たら糸始末する。

(2)新しい糸を用意して、基本の枝の作り方を参考に、中心の枝を、先端のビーズを葉に置き換えた状態で作る。(図2)

(3)側枝の先端に葉を通しながら、基本の枝の作り方と同じように、枝を作っていく。(図3)

写真の枝は葉が3枚ですが、葉の枚数を変えて、長い枝もできますし、葉の大きさや色を変えたりすると、いろいろ出来ます。
大きい枝を作る場合は、中心の枝の部分にワイヤーを入れるなどすると、丈夫になります。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(5)- 小さい葉の付いた枝