ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(4)- 大きい葉の付いた枝

やや大きめの葉の付いた枝の作り方です。
葉の作り方もいろいろありますが、大きさの変化が付けやすい葉で説明します。
特小ビーズを使い、糸はNymoのBサイズ又は0サイズがちょうどよいです。

(1)図1の図案で、ブリックステッチを使って、葉を何枚か作る。
ビーズが縦方向に2個並んでいる部分は、2個を1組として考えて作り、出来たら糸始末する。

(2)新しい糸を用意して、基本の枝の作り方を参考に、中心の枝を、先端のビーズを葉に置き換えた状態で作る。(図2)

(3)側枝の先端に葉を通しながら、基本の枝の作り方と同じように、枝を作っていく。(図3)

写真の枝は葉が3枚ですが、葉の枚数を変えて、長い枝もできますし、葉の大きさや色を変えたりすると、いろいろ出来ます。
大きい枝を作る場合は、中心の枝の部分にワイヤーを入れるなどすると、丈夫になります。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(5)- 小さい葉の付いた枝

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(3)- 枝のバリエーション

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(2)- 基本の枝の作り方で作った枝をそのまま使ってもいいのですが、もう少しボリュームが欲しい時は、次のように作ります。

この枝の場合は、糸よりもテグスを使って作る方が作りやすいです。
テグスを針に通して糸と同じように扱います。
ビーズは特小を使う場合は、テグスの号数は0.8号から1.0号ぐらいが適しています。

(1)中心の枝を少し長めにして、ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(2)- 基本の枝の作り方のように、途中まで作る。(図1)

(2)ビーズ数個分、中心の枝に糸を通し、次の枝のための準備をする。(図2)
この時、中心の枝との間に、ビーズ1、2個分のすき間を開けておく。

(3)分岐した部分で、枝を完成させる。(図3)
この時に、中心の枝との間のすき間がなくならないように気を付けて作業する。

(4)中心の枝から糸が出ているビーズに、上から下へ向かって糸を通して、よく引っ張る。(図4)ビーズ数個分、中心の枝に糸を通し、次の枝を作る。

(5)ある程度の分岐した枝ができたら、中心の枝の一番下のビーズの手前まで糸を通し、残していた糸と本結びをして、仕上げる。

こんな感じになります。

オフルームビーズワーク Sweet Peaに掲載のクリスマスリースにも、基本の枝とともに使っています。

根元を持って縦にしても、張りがあって崩れないような仕上がりにならないといけないのですが、テグスのすき間の開け具合と、引き具合のバランスが悪いと、しおれたような柔らかい感じになります。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(4)- 大きい葉の付いた枝