ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時、どんなことに気を付けたらいいか書いてみます。

初めて作る方は、これから作る際の参考に、また、作ってみたけれどうまくできなかったという方も、作った時の状況と照らし合わせて、参考にしてみて下さい。

ビーズのドイリーを実際に編んでみると、波打ってしまうということが多いようです。質問でもよく聞かれる部分です。

結論から言うと、ドイリーを編む際には、全体的に糸は引きすぎないことが大切です。また、編み始めの小さい内から気を付ける必要があります。

波打った状態になってから、糸を引っ張るとさらに波打ちます。

出来上がった後に、重しをしたり、アイロンで蒸気を当ててみたりしても、一時的に糸を引き伸ばしているだけなので、時間が経つと、結局元に戻ってしまうので、作っている最中に解決しておくことが大切です。

編み始めの小さい内は、少々きつく編んでいても何も起きないのですが、そのままきつく編んでいると、段数が増えるにつれて、徐々にお椀型のようになってきます。
本来収まるべきスペースより小さいスペースに入ろうとするので、ビーズ同士がずれることによって波打つという訳です。
段数が多くなるほど、その傾向は顕著になります。

机の上に置いて平らになっていない場合は、各段の途中で、時々机の上に置いて、平らになっているかどうか確認して作業してください。

【確認の方法】

  1. ドイリーを机の上に置いて、コピー用紙を上に乗せます。
  2. 手でアイロンをかけるように、コピー用紙をなでます。版画を刷るようなイメージです。
  3. コピー用紙を取り除きます。
    この時に、どこか一箇所でも、浮いている状態になっている場合は、糸の引きすぎなので、編んだ部分を少しずつゆるめていきます。
  4. もう一度コピー用紙を載せて、2と同じ作業をします。
    平らになってから次の作業をしてみて下さい。

もう一度作ると、確実に前回よりも出来上がりが良くなりますので、うまくいかなかった方も、再チャレンジしてみて下さい。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1
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ブログ始めました。

こんにちは。ビーズアクセサリーLobeliaの寺井千佳です。
今日からブログを始めました。

オフルームビーズワークのことを中心に、質問によく出てくる内容や教室でお話ししていること、ビーズアクセサリーLobeliaの商品ページだけではお伝えできない補足情報なども、お届けできればと思います。
たまに脱線もします。

最初なので、私自身のことを少し書いておきます。
ビーズワークのサイトを最初にオープンしたのは2000年で、作品が1個出来たら、写真とコメントをアップするということをしていました。

以前は、会社勤めをしていましたが、体調不良のため退職して、しばらくは普通の生活ができない状態でした。

何かできないかと考えられるようになって、学生の頃からやっていたビーズワークを再開し、HTMLを覚えるのも兼ねて、サイトを作り始めました。

その内に、「教室はありませんか。」とか、「キットは販売していませんか。」などの声にお応えして、ビーズワークの教室や、オンラインショップも開くようになり、少しずつ活動を続けていました。
最初の作品展を開いたのが2008年というのは、準備や実行することができる体力がなんとかついたかなと思ったのがこの頃だったという訳です。

体力が付いてくるにつれて、やってみようと思うことが増えて、今年は初めての本を出版し、また今月からはブログも始めることになりました。

皆様、今後ともよろしくお願い致します。

関連サイト:
オフルームビーズワーク Sweet Pea
ビーズアクセサリーLobelia