ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(3)- 枝のバリエーション

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(2)- 基本の枝の作り方で作った枝をそのまま使ってもいいのですが、もう少しボリュームが欲しい時は、次のように作ります。

この枝の場合は、糸よりもテグスを使って作る方が作りやすいです。
テグスを針に通して糸と同じように扱います。
ビーズは特小を使う場合は、テグスの号数は0.8号から1.0号ぐらいが適しています。

(1)中心の枝を少し長めにして、ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(2)- 基本の枝の作り方のように、途中まで作る。(図1)

(2)ビーズ数個分、中心の枝に糸を通し、次の枝のための準備をする。(図2)
この時、中心の枝との間に、ビーズ1、2個分のすき間を開けておく。

(3)分岐した部分で、枝を完成させる。(図3)
この時に、中心の枝との間のすき間がなくならないように気を付けて作業する。

(4)中心の枝から糸が出ているビーズに、上から下へ向かって糸を通して、よく引っ張る。(図4)ビーズ数個分、中心の枝に糸を通し、次の枝を作る。

(5)ある程度の分岐した枝ができたら、中心の枝の一番下のビーズの手前まで糸を通し、残していた糸と本結びをして、仕上げる。

こんな感じになります。

オフルームビーズワーク Sweet Peaに掲載のクリスマスリースにも、基本の枝とともに使っています。

根元を持って縦にしても、張りがあって崩れないような仕上がりにならないといけないのですが、テグスのすき間の開け具合と、引き具合のバランスが悪いと、しおれたような柔らかい感じになります。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(4)- 大きい葉の付いた枝